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自分でもできる?カナダのタックスリターン申請方法を詳しく解説

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カナダでのタックスリターンのやり方 アイキャッチ

ワーホリでカナダに来てるけど、それでもタックスリターンは必要なの?

タックスリターンのやり方がわからない…

カナダでのタックスリターン申請は、初めての方にとっては戸惑うことも多いかもしれません。

また、普段は業者に委託しているけど、自分でやってみたいという人も、最初は何から始めれば良いか、分からないことが多いですよね。

そんな、カナダでのタックスリターンについて困っている人のために、この記事では、カナダでのタックスリターンのやり方を詳しく解説します。

この記事の内容
  • タックスリターンとは
  • タックスリターンの申請条件
  • タックスリターンの申請方法
  • 自分でタックスリターンでやる方法

タックスリターンを的確にやれば、払いすぎた税金が還ってくこともあります。

中には、数100ドルから1000ドル以上のお金が返ってくる人もいるので、忘れることなくタックスリターンをやりましょう。

TOMO

ちなみに私は、毎年1000ドル以上、お金が返ってきています

ただし、場合によっては追加で支払いが必要なこともあるので、最終的にどうなるかは、人それぞれです。

私は、税理士のような専門家ではないので、問題が起きても責任は負えないので。あくまでも個人責任で、申請をお願いします

目次

タックスリターンとは

タックスリターンのイメージ

カナダのタックスリターンは、所得税など、対象となる年の納税額を計算する手続きで、日本での確定申告と同じになります。

スクロールできます
カナダ日本
タックスリターン

会社員、個人事業主
など全員が対象
確定申告

個人事業主などが対象
年末調整

会社員が対象

ただし、会社が年末調整をしてくれる日本とは違って、雇われて働いている会社員でも、各自でタックスリターンが必要なのが、カナダのタックスリターンです。

TOMO

日本の会社員のほとんどは、自分で確定申告をしたことはないと思います

タックスリターンでよく使う用語一覧

Income
[インカム]
所得
[収入]
Income tax
[インカムタックス]
所得税
Deduction
[ディダクション]
控除・控除額
[所得から差し引ける金額]
Tax return
[タックスリターン]
確定申告
T1 Generalタックスリターンの申請書
[郵便局や税務署などでもらえる]
T4源泉徴収票
[雇用主からもらえる]
T2202学費レシート
[学校からもらえる]
Refund
[リファンド]
Taxの返金
[還付金]
Owing
[オゥイング]
Taxの追加の支払い
[追加納税]
RRSP
[Registered Retirement Saving Plan]
自己積立型年金プラン
[日本のiDeCoに相当]
CRA
[Canada Revenue Agency]
カナダ税務署

なぜタックリターンが必要?

カナダでのタックスリターンは、日本の確定申告や年末調整と同じで、対象となる年の正式な納税額を計算するために行います。

タックスリターンの基本情報

例えば、レストランなどで働いている人が、会社から受け取る給料からは所得税などが引かれていますが、この所得税は、前年の総所得から予想をした、暫定的な所得税です。

このため、毎年1月1日から12月31日までの総所得が決定した後に、タックスリターンで、対象となる対象となる年の正式な納税額を計算する必要があるのです。

返金がある人と、追加で支払いが必要な人の2パターンがある

このため、給料から所得税を払いすぎた人は、タックスリターンでお金が返ってきて、給料から所得税を払いきれてない人は、タックスリターンで追加の支払いが必要になる。

TOMO

追加で支払いの可能性があるからといって、タックスリターンをしないと、それは脱税になるのでやめましょう…

タックスリターンの申請条件

特徴、ポイントなどのチェックリストのイメージ画像

カナダのタックスリターンについて、詳しく紹介していきます。

対象期間前年度の1月1日から12月31日まで
申請期限基本的に4月末まで
[対象期間の翌年の]
対象者カナダの全ての居住者
[永住権、ワーホリ、留学生も含む]
申告・控除対象収入、RRSP、学費、家賃、医療費、薬代、寄付金など
必要な書類T1(申告用紙)
T4(源泉徴収票)
SINナンバー
経費や学費などのレシートなど

タックスリターンは、申請する人の働き方によって、申告や控除対象として扱えるものが違ったり、カナダに滞在しているビザによって、利用できる申請方法にも違いがあります。

どんな人でも個人で申請(業者委託を含む)が必要で、働いている会社がタックスリターンをしてくれることはありません

タックスリターンの対象期間

カナダのタックスリターンの対象期間は、申請をする年の前年度の、カレンダー年(1月1日から12月31日まで)です。

タックスリターンの対象期間 図解

例えば、「2023年のタックスリターン」では、2023年1月1日から2023年12月31日までの間に得た収入と支出を、その次の年の2024に申告することになります。

このように、ある年の1月1日から12月31日までの収入を、翌年にタックスリターン申請するので、タックスリターンの対象期間申請時期は違う年になる点を理解しましょう。

このため、ワーホリの人が年を跨いで仕事をしていた場合、例えカナダでの滞在期間が1年未満でも、2回に分けてタックスリターンをする必要があるので注意しましょう。

タックスリターンの一例

  • 2023年のタックスリターン ⇨ 2024年に申請
  • 2022年のタックスリターン ⇨ 2023年に申請
  • 2021年のタックスリターン ⇨ 2022年に申請
TOMO

丸一年分の収入が決定してから申請をするから、タックスリターン自体は次の年にやるんですね

申請期限

カナダのタックスリターンの申請期限は、一般的には4月30日ですが、週末や祝日の場合は次の営業日に延期されます。

受付開始日2月の中旬頃
[毎年異なる]
申請期限4月末
[土日や祝日によって
変動あり]

2023年タックスリターンの場合

受付開始日:2024年2月19日

申請期限:2024年4月30日

申請の対象者

カナダのタックスリターンは、カナダに居住する全ての人が申請対象です。

日本人の場合

  • 永住権
  • カナダ国籍
  • ワーホリビザ
  • 学生ビザ
  • CO-OPビザ

などで、基本的に観光ビザの人は対象外

カナダのタックスリターンの申請対象者は、カナダで収入を得た個人や事業体なので、滞在しているビザやステータスに関係なく、カナダに居住する全ての人が申請の対象となります。

また、結婚して1年間仕事での収入がなかった人でも、国からの補助金などを受け取るためには、「無収入」としてのタックスリターン申請が必要になるので注意しましょう。

申告・控除対象

カナダのタックスリターンの申告・控除対象には、所得税や医療費、寄付金などが含まれます。

  • 会社からの収入(T4が送られてくる)
  • 個人での収入(自営業や副業など)
  • 投資での収入(TFSAでの運用など非課税枠を除く)
  • カナダ国外に保有する資産(年度内に一度でも保有額が$100,000(約1千万円)を超えた場合)

1年間、無収入の場合にはその旨を申告します

このように、タックスリターンで「申告・控除」の対象となる項目は、人によって違ってきます。

単純に1つの会社で働いているだけの人であれば、会社からの収入だけを申告すれば良いですが、仕事を掛け持ちしている人や、個人で副業をしている人は、全ての収入を申告する必要があるので注意しましょう。

控除とは

タックスリターンの控除とは、所得税を計算する際に、対象者が支払った特定の支出や寄付金などを差し引いて税額を減らす仕組みです。

控除についての図解

控除の対象となる支出には、RRSPの拠出額、学費、医療費や寄付金などがあり、これらの金額を控除とすることで、対象者が支払うべき所得税額が軽減されます。

控除するものや金額が多いほど、所得税額が少なくなる

TOMO

控除があるかないかで、タックスリターンで返金を受けられる額が増えたり、追加徴税から返金に変わるので、かなり重要ですよ

必要な書類

カナダのタックスリターンで必要な書類は次のとおりです。

T1 General
[タックスリターンの申請書]
郵送で申請する人が必要タックスリターンの申請書
[郵便局や税務署などでもらえる]
T4
[源泉徴収票]
雇われて働いている人が必要
[雇用主からもらえる]
控除に必要な証明書控除できるものがある人が必要
[T2202(学費)、RRSP拠出額、医療費、家賃など]
SINナンバー
[社会保険番号]
持っている人は必要
[カナダで仕事をするために個人で申請している]

タックスリターンの申請方法はいくつかあって、T1 General(タックスリターンの申請書)は、基本的に郵送で申請する人が必要になります。

業者に委託したり、オンラインで申請する人は、T1 General(タックスリターンの申請書)を業者が用意していたり、オンラン申請のシステムで管理されているので、特に気にする必要はありません。

ワーホリや留学で働いている人は、必ず会社からT4をもらいましょう

タックスリターンの申請方法

カナダでのタックスリターンの申請方法は、次の3通りです。

申請方法難易度利用の可否
業者に委託誰でも利用可能
オンラインワーホリは利用不可
郵送誰でも利用可能

タックスリターンは、業者に委託するのが最も簡単ですが、その分手数料として費用がかかります。

また、オンラインが利用できる人も、基本的には無料ですが、細かな申請をサポートしてもらう場合には、有料になってきます。

タックスリターンの基本的な流れ

  • 1月中に雇用主からT4を受け取る
  • T1 Generalを取得
    • 業者に委託やオンラインツールの場合は不要
  • T1 GeneralにT4の情報を記入
    • オンラインツールの場合はT4の情報を連携
  • T1 Generalに控除項目を記入
    • RRSPの拠出や学費などがある人のみ
  • 所得税額を確定
  • タックスリターンを申告

郵送の場合は、①〜⑥までを全て自分1人でやる必要があり、業者に委託すると、②以降を全て業者が代行してくれます。

このように、タックスリターンの申請は、方法によって難易度やかかる費用に違いがあるので、あなたの申請内容や状況にあっている申請方法を選ぶようにしましょう。

業者に委託

カナダでのタックスリターンを、業者に委託するのは、最も簡単な申請方法です。

こんな人におすすめ
  • ワーホリや留学生
  • 自分で申請する自信がない
  • 複雑な働き方をしている

特に、ワーホリや留学生で、タックスリターンを自分で申請する自信がない人や、複雑な働き方で詳細なタックスリターンの知識がわからない人には、業者への委託がおすすめです。


主な委託業者

TOMO

私もワーホリ時代を含めて、3回利用しました。

オンラインツール

カナダでのタックスリターンを、オンラインツールで申請するのは、カナダの永住権や就労ビザで、1つの会社のみで働いている人におすすめの申請方法です。

こんな人におすすめ
  • 勤め先が1ヶ所だけ
  • 掛け持ちしているがすべてT4をもらえる
  • 永住権や就労ビザ

オンラインで申請すると、基本的にはT4の情報を連携させるだけで、自動でタックスリターンの計算をしてくれるので、初心者の人でも比較的スムーズに申請が完了できます。

申請手順や必要書類などのガイドあり

ただし、T4が発行されない個人での副業収入がある人や、控除する項目が多くて複雑な場合には、申告漏れや、控除を最大限に活用できなくなる可能性もあるので注意が必要です。

基本的にワーホリの人は、オンラインツールでの申請ができないので、業者に委託するか郵送で申請をしましょう


主なオンラインツール

Wealthsimpleは、オンライン銀行口座や投資用のTFSA口座、RRSP口座も利用できるので、資産運用での収入や、RRSPでの控除額についても、Wealthsimple内で連携ができてとても便利です。

また、Wealthsimpleの投資用アカウントに登録すると、紹介リンクからの登録で、$10〜25をもらえるチャンスもあるので、ぜひチェックしてみましょう。

紹介リンクからの登録で$10〜25をもらえる

新規登録後、口座に入金が条件

TOMO

私は現在、タックスリターンと資産運用の両方でWealthsimpleを利用しています

郵送

カナダのタックスリターンの申請は郵送でも行うことができます。

こんな人におすすめ
  • デジタルに慣れていない
  • 業者委託やオンラインツールが使えない

郵送でのタックスリターンは、全てをゼロから自分自身で記入する必要があるので、とても複雑なのでお勧めはしません。

Wealthsimpleでのタックスリターンのやり方

Wealthsimpleのタックスリターン イメージ画像

カナダのタックスリターンができる、オンラインツール「Wealthsimple」を使って、自分でタックスリターンを申請する方法を解説していきます。

Wealthsimpleとは


Wealthsimpleはカナダの金融サービスの一つで、主に投資・資産運用に使用されていますが、カナダのタックスリターンで使えるオンラインツールとしての機能も持ち合わせている

同じWealthsimpleの投資・資産運用のアカウントと連携させることで、半自動で誰でも簡単・スムーズにタックスリターンが申請可能です

TOMO

私も使っていますが、登録さえ済んでいれば、RRSPなどの控除を含めても、30分ほどでタックスリターンを完了できます

こんな人におすすめ
  • 勤め先が1ヶ所だけ
  • 掛け持ちしているがすべてT4をもらえる
  • 永住権や就労ビザ

作業手順

STEP
Wealthsimpleに登録

※すでに投資用などでWealthsimpleのアカウントがある人は省略

STEP
Wealthsimpleでタックスリターン

基本的にワーホリは対象外

Wealthsimpleでのタックスリターンは、カナダに永住している人か、丸一年カナダに在住した人に限られます。

ここでの丸一年は1月1日から12月31日までのこと

このため、ワーホリでカナダに在住している人は、たとえ6月からカナダにいて、次の年の6月までカナダにいたとしても、丸一年という条件には当てはまりません。

ワーホリの人は、インカム・タックス・リターンお助け隊などの業者に委託するか、郵送で自力で申請をしましょう。

ワーホリからワークビザに切り替えて、丸一年は(1月1日から12月31日まで)カナダに滞在していれば、利用は可能になります

Wealthsimpleに登録

まだWealthsimpleのアカウントを持っていない人は、まずはWealthsimpleに登録しましょう。

STEP
Wealthsimpleの公式サイトへ

下のリンクをクリックして、Wealthsimpleの公式サイトへ

ちなみに少し面倒ですが、Rakuten経由で登録すると$5キャッシュバックがもらえるので、気になる人は、「Rakutenカナダのキャッシュバックでお得にショッピング!」から確認してみましょう


Wealthsimpleの登録手順1

ホーム画面上どちらかの、Start filingをクリック

STEP
登録情報の入力
Wealthsimpleの登録手順2

ログイン用に、メールアドレスパスワードを設定して、Sign upをクリック

STEP
登録完了
Wealthsimpleの登録手順3

上のような画面が表示されたら、Wealthsimpleへの登録は完了です。

続けて、タックスリターンをしていきましょう

Wealthsimpleでタックスリターン

Wealthsimpleへの登録が完了したら、タックスリターンをしていきます。

先ほど、Wealthsimpleへの登録が完了した画面から、そのまま進めていきます。

すでにWealthsimpleのアカウントを持っている人や、一度画面を閉じてしまった人は、「https://www.wealthsimple.com/en-ca/tax」からログインしておきましょう。

STEP
タックスリターンをする年度を選択
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順1

一覧の中から、タックスリターンをする年度を選択

STEP
氏名を入力
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順2

氏名を入力して、Nextをクリック

STEP
プランを選択
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順3

Basic(無料)プランを選択して、Selectをクリック

STEP
個人情報を入力
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順4

個人情報を入力して、Nextをクリック

  • Date of birth
    • 生年月日を入力
  • Province of territory
    • 昨年の12月31日時点で住んでいた州を選択
  • Marital status
    • 婚姻状況を選択
STEP
CRAと連携
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順5

Connect with CRA My Accountをクリック

まだCRAのアカウントがない人は、register for oneからアカウントを作成しましょう

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順6

Get startedをクリック

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順7

I agreeをクリック

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順8

任意の方法でCRAにログイン

STEP
タックスリターンに関する情報を選択
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順9

基本的にはチェックされている項目はそのままの状態で、Add to returnをクリック

ここであなたの会社から、CRAに届けられているT4を連携

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順10

Continueをクリック

STEP
個人情報の確認と追加入力
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順11

昨年のあなたの雇用状況を選択して、Nextをクリック

  • I was employed / had a job
    • 雇用されて働いていた人
  • I had my own business
    • 個人事業主だった人
  • I was a student
    • 学生だった人(学生ビザ)
  • I was retired
    • 定年退職してた人
  • I was unemployed
    • 失業していた人
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順12

昨年で、控除対象になるものが該当すれば、チェックして、Nextをクリック

  • I had children or dependants
    • 子供や扶養家族がいた人
  • I owed a home
    • 家を所有していた人
  • I had medical related expenses
    • 収入の3%を超える医療費を払った人
  • I made donation
    • 政府指定の団体へ寄付をした人
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順13

その他控除を受けることができる項目があればチェックして、Add returnをクリック

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順14

Continueをクリック


Wealthsimpleでのタックスリターンの手順15

個人情報について、すでに記載されているものは確認、未記入の箇所は記入・選択をして、下にスクロール

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順16

郵送先の昨年の住所と居住地について、すでに記載されているものは確認、未記入の箇所は記入・選択をして、下にスクロール

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順17

州について、すでに記載されているものは確認、未記入の箇所は記入・選択をして、下にスクロール

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順18

婚姻状況について選択をして、下にスクロール

スクロールできます
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順19
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順20

その他の各項目について選択をして、下にスクロール

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順21

連携したCRAついてはそのままの状態で、下にスクロール

STEP
タックスリターンの調整
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順22

暗号通貨など、追加で申請が必要な収入がなければ、そのまま下にスクロール

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順23

会社から送られてきたT4と照らし合わせて、間違いがないか確認して、下にスクロール

同じ番号同士の通知があっているかを確認

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順24

RRSPの拠出があれば、金額を確認

記載漏れがあれば追加で入力

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順25

Post-secondary programの対象者は「Yes」を選択、それ以外の人は何もしないで、下にスクロール

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順26

Review & Optimizeをクリック

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順27

追加で控除が受けられるものがあれば、Applyをクリック、特になければ下にスクロール

British Columbia Renter’s Tax Creditの申請方法

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順28

それぞれの項目を記入

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順28

Submit tax returnをクリック

念の為、Print tax returnSave PDFで詳細を保存しておくのがおすすめ

STEP
内容を確認して申告
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順30

タックスリターンの申請内容を確認して、問題がなければ規約にチェックを入れて、Submitをクリック

Submitをクリックすると、その後変更はできなくなります

  • Tax year
    • タックスリターンをする年度
  • Full name
    • 氏名
  • Date of birth
    • 生年月日
  • Social Insurance Number
    • SINナンバー
  • Total income
    • 昨年の総年収額
  • Refund
    • 返金額(Owingの場合は追加で支払いが必要な金額)
Wealthsimpleでのタックスリターンの手順31

このような画面が表示されれば、タックスリターンの申請は完了です

Continueをクリックして終了しましょう

TOMO

お疲れ様でした

STEP
追加の支払いか返金されるのを待つ

Refund $〇〇」となっている人

返金を受けられる場合は、タックスリターンの申請後、早くて2週間、最大で2ヶ月後に小切手で返金が届くか、CRAに連携している銀行口座に返金が行われます

タックスリターンで返金を増やす方法

カナダの自己積立型年金プランである「RRSP」を上手に活用すると、タックスリターンでの返金を増やすことが可能になります。

RRSPを活用するメリット

RRSPの活用イメージ
  • 返金の金額を増やす
  • 追加徴税から返金に代わる
  • 追加徴税の額を減らす

他にも、「RRSP」を活用することで、元々は追加徴税で支払いが必要だった人が、逆に返金を受けらたり、返金が受けられなくても、追加徴税の額を減らすことができます。

また、その他にもRRSPメリットやデメリットもあるので、それらも考慮した上で、「あなたにとって本当に必要か」「実際に活用するメリットはあるか」を判断しましょう

メリットデメリット
返金の金額を増やす
追加徴税から返金に代わる
追加徴税の額を減らす
積立額に対しての運用利益は口座から引き出すまで課税を先送り
積立金額に限度がある
引き出す際に積み立てた元本は課税される
TOMO

今後も長くカナダで生活をするという人は、RRSPで節税・返金がを増やすのがお得だと思います


RRSPの詳細
RRSPとは

RRSPは、カナダ政府が提供する年金制度の一環で、個人が将来の退職のために貯蓄(積立)をするための特別な口座です

RRSP口座の役割

RRSP口座に貯蓄(積立)することで、その貯蓄(積立)額に応じて所得税を節約できます。

つまり、あなたがRRSP口座にお金を入れると、その金額があなたの課税対象所得から控除されるので、税金を支払う額が減ったり、逆に還付金として返金を受け取ることがきます。

貯蓄(積立)の限度額

貯蓄(積立)の限度額は、一般的に前年の所得の18%になります。

たとえば、前年の総所得が10,000ドルだった場合、年次限度額は1,800ドルでなので、毎年、貯蓄(積立)の限度額は変化します。

口座を作れる人

RRSP口座は、カナダで働いているかつ、タックスリターンをしたことがある人すべてが、口座を開設可能です。

ワーホリ1年目で、タックスリターンをしたことがない人は対象外

RRSP口座の作り方

RRSP口座は、銀行や投資会社、オンライン証券取引プラットフォーム、オンラインの金融サービスなどで開設が可能です。

メリット・デメリット
メリットデメリット
返金の金額を増やす
追加徴税から返金に代わる
追加徴税の額を減らす
積立額に対しての運用利益は口座から引き出すまで課税を先送り
積立金額に限度がある
引き出す際に積み立てた元本は課税される

Welathsimpleを使うとタックスリターの時にRRSPとの連携が簡単

RRSPでの節税に興味がある人は、私も使っているWealthsimpleを使うのがおすすめです。

Wealthsimpleでのタックスリターンの手順9

Wealthsimpleはカナダの金融サービスの一つで、主に投資・資産運用、タックスリターンのツールが使用できるので、個人でタックスリターンをするときにRRSP口座の情報を簡単に反映できるんです。

TOMO

例えば、銀行でRRSP口座を開いていると、銀行から受け取る「ステートメント」を、アップロードする手間があるんです

また、Wealthsimpleの投資用アカウントに登録すると、紹介リンクからの登録で、$10〜25をもらえるチャンスもあるので、ぜひチェックしてみてください。

紹介リンクからの登録で$10〜25をもらえる

新規登録後、口座に入金が条件

カナダでのタックスリターンについてよくある質問

タックスリターンをやり忘れるとどうなりますか?

タックスリターンを忘れると、遅延罰金や利子が発生する可能性があります

また、政府からの給付金や税額控除を受けられなくなる場合もあります

T4はいつ届きますか?

一般的に、T4は1月末から2月中旬にかけて会社から配布されます

これは、前年の収入と源泉徴収税額が記載された重要な書類です

日本に帰国後にタックスリターンはできますか?

カナダのタックスリターンは、基本的にカナダ国内に在住している間に提出する必要があります

ただし、一部の場合は日本からでもオンラインで申請可能ですが、詳細については税務アドバイザーに相談することが重要です

タックスリターンで追加で支払うことはありますか?

タックスリターンの結果、追加で税金を支払う場合があります

これは、源泉徴収税が不十分であった場合や、その他の所得や控除が考慮された結果生じることがあります

カナダでのタックスリターンのやり方 アイキャッチ

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