あなたは理解できてる?【クソったれだけじゃない】外国人がよく口にする「Fuck」を使ったフレーズまとめ
こんにちは、カナダ在住のTOMOです。
映画やドラマなどで「Fuck you!」と叫んでるシーンを観たことはありますよね。
日本人にとっては「クソったれ」という相手を罵倒する、ネガティブな言葉として認識されていますが、実際にはポジティブな意味でも使用することが出来るので、外国人はとても多くの場面で「Fuck」を使ったフレーズを口にしています。
海外ドラマや洋画でもポジティブな意味で使われる事もあるので、1度くらいは「なんで今 “fuck”って言ったんだろう?」と疑問に感じる場面もあったはずです。
この記事では、学校や英会話教室では教えてくれない、「Fuck」を使ったフレーズとその意味をご紹介していきます。
この記事を読む事で海外ドラマや洋画の「fuck」を使ったセリフを正しく読み取ることが出来るようになりますよ。
ポジティブな意味でのFUCK
まずは日本人にあまりピンと来ない、ポジティブな意味合いを持つ「Fuck」を使ったフレーズです。
「Fuck」を使う事で、そのあとに続くポジティブな意味の単語や文章を強調して使う事ができます。
ただしいくらポジティブな意味を持つとはいえ、「Fuck」そのものは汚い言い回しなので、フォーマルな場面では使わないように中止しましょう。
Fucking amazing.(超すげぇ〜)
「Fucking」に形容詞を加える事で、その形容詞を強調することが出来き、「beautiful(綺麗)」「cold(寒い)」「good(良い)」などと合わせて使う事が多いです。
This ramen is fucking amazing!
このラーメン超うまい(超すげぇ))
Wow she is fucking beautiful.
彼女超かわいいぜ
Fucking “A”.(最高 / よくやった)
「A」には評価をする際に最上級のものという意味があります。この「A」を加える事で、「最高」「よくやった」という意味を持つようになります。
しかし由来には諸説あり、「Absolutely(全く / 絶対)」や「Asshole(クソったれ)」を略したものだという説もあります。
A : I passed the exam.
試験に合格したよ
B: Fucking “A”.
よくやった
Fuck yeah.(もちろん / やったー)
相手の質問や提案に対しての答えを強調したいときに使用します。
A : Do you wanna drink together tonight?
今夜一緒に飲みに行かない?
B : Fuck yeah!
もちろん!
「Fuck no」で否定文になる
「Fuck yeah」とは逆に相手の質問や提案を拒否する時に使用します。
否定を強調しているので、「絶対に嫌だ」という意味合いが含まれます。
A : Do you want sushi?
お寿司食べる?
B : Fuck no. I hate fish.
絶対にいや。魚嫌いだから
so fucking familiar.(よく知っている)
どこかで見聞きした覚えがある物事や、身の回りの人の習慣や景色と言った馴染み深い事を強調したい時に使用する。
I’m so fucking familiar with this restaurant.
俺はこの店をよく知っているぜ
Have we met before? You look so fucking familiar.
会ったことある?どこかで見た顔なんだよな
ネガティブな意味でのFuck
What the fuck is going on?(一体何が起きているんだ)
通常ではありえないような出来事を見聞きした時に使えるフレーズで。
「Fuck」を使う事で「What(何)」の部分を強調した意味合いになる。
海外ドラマや洋画でよく使われるているので、覚えておきましょう。
A : Look at there!
あっちを見てみろよ
B : Wow, what the fuck is going on!?
すごいな、一体何が起きてるんだ!?
What the fuckの他の使い方
「What the fuck」を使った表現は、後ろの文章を変えることでその場面に合ったフレーズを作る事が出来ます。
- What the fuck are you talking about?
- 何言っちゃってるの?
- What the fuck are you thinking!
- 一体何考えてるんだよ!
- What the fuck are you doing here.
- ここで一体何してるんだよ
What the fuck?(まじかよ / どうなってるんだよ)
何が起きたかわからない状況に対して混乱したり、イライラした時に使えるフレーズ。
サプライズパーティを開いてもらった時など、嬉しい事が起きたような場面ではポジティブな意味合いで使用されることもある。
What the fuck? I ordered L size, but this is too small.
まじかよ!?Lサイズ頼んだのに小さすぎだろ
I fucked up.(ヘマした / 気が変になった)
「fucked up」は最悪や最低といった状況を表すので、人に対して使う時には「最悪だ」「ヘマした」「気が変になった」という意味合いになり、物を対象にすると「壊れた」「ダメになった」という意味合いを持つようになります。
I fucked up at work.
仕事でヘマした
This laptop fucked up.
このノートパソコンダメになった
Fucking off.(消えろ / あっち行け)
その場から立ち去って欲しい時に使用する、相手を拒絶するフレーズ。
基本的には拒絶を強調するニュアンスがあるが、友人などをあしらう時にも使用する事がある。
Fuck off. I’m not interested in sales.
消えろ。セールスには興味ないから。
Are you fucking with me?(バカにしてるの?/ 嘘つてるの?)
信じられないようなニュースを聞いたり、相手にけなされているような場面で相手に言い返すためのフレーズ。
A : I saw your girlfriends with other guy.
お前の彼女が他のヤツといるのを見たぞ
B : Are you fucking with me?
嘘だろ!?
Fuckを使ったフレーズを学べる本
「Fuck」はポジティブな意味を持つ事がありますが、汚い言葉遣いということには変わりがないので、学校や英会話教室はもちろん参考書などでは細かい使い方を学ぶとこは出来ません。
私も長い海外生活の中で少しずつ覚えてきたのですが、今回1冊の本に出会ってから、一気に使い分けのコツをつかむ事が出来ました。
【正しいFUCKの使い方】から学ぶ「Fuck」の使い分け
一般的には卑猥な言葉として放送禁止用語にもなっている「FUCK」を、外国人が実際に使用しているフレーズ別に意味やニュアンスをイラスト共に解説しているので、
「なんでこの場面でFUCKを使うんだろう?」
「このFUCKを使ったフレーズの意味がイマイチわからない」
といった悩みが一気に解消されました。
今回この記事では紹介したフレーズはもちろんのこと、他にも沢山のフレーズに合わせて、「 FUCK」を使わない場合の表現も教えてくれています。
kindleを使って本を読んでいる方は、サンプルを読むことも出来るので、試しに目を通してみるといいですよ。