「I know」の意味を正しく理解してますか?日本人が間違えやすい人に対するknowの正しい使い方!!
芸能人や映画俳優・女優などもそうですが、日常的な会話の中で「誰々さんを知っている」「誰々って知ってる?」と言ったやりとりがあります。そんな時英会話ではどのように表現しますか?
I know Bruno Mars.
このようにknowを使って表現していませんか?実はこの表現は半分正解で半分不正解なんです。
もしもネイティブの方がこの表現を聞くと、「私はBruno Marsと知り合いです。」という意味で捉えられてしまいます。
実際にあなたがBruno Marsとお知り合いであればなんの問題もないのですが、そんなことはないですよね。
「誰々を知っている」を表現する時にはknowを使うのですが、その対象をどれだけ知っているかで、knowの使い方を変更していく必要があります。間違った使い方で思わぬ勘違いを生まないように、その違いをみていきましょう。
親密度や知っている度合いで使い分ける
「誰々を知っている」と表現する時には、knowを使って表現しますが、その対象とどれだけの親密度や知っている度合いによってaboutやofを付け足して表現します。
- Know ⇨ 知り合い、面識がある
- Know about ⇨ 面識はないが、その人の人となりをよく知っている
- Know of ⇨ 面識ははないが聞いたことはある、存在を知っている
この様に、上から順にその対象を知っている度合いが低くなっていきます。
それぞれの使い方を例文と一緒にみていきましょう。
know
その人と面識がある場合にはknowを単独で使用します。
直接あった事があったり、一緒に仕事をした事があるなどがある場合には面識があると言えますね。
A : Do you know that guy? He is hot.
Aあの人誰か知ってる?かっこいいんだけど
B : Yes, I know him. We have known each other since we were student.
彼とは知り合いだよ。学生の頃からの知り合いなんだ
know about
その人と面識はないが、人となりをよく知っている場合にはknow aboutを使って表現します。
一般的にはアーティストやスポーツ選手、俳優、女優などの有名人について詳しく知っている場合に使用する事が多です。
A : Do you know about Bruno Mars?
A : Bruno Marsについて詳しい?
B : Of course, I know about Bruno Mars. I’ve been listening since his first song.
もちろん、Bruno Marsについてはよく知ってるよ。デビュー曲からずっと聴いているからね。
例文にもある様に、その人について詳しく知りたい時や相手のことを深く知りたい時の疑問文にも使用する事ができます。
- I wanna know about you more.
- あなたの事をもっと知りたい
- Do you know anything about our new teacher?
- 新しい先生がどんな人か知ってる?
know of
その人の存在は知っているが、どんな人かはよく知らない場合にはknow ofを使って表現します。
テレビやラジオ、お店の中で流れる音楽などで見聞きした事がある程度の有名人は、存在は知っているが詳しい知識はないと言えますよね。
A : Do you know of Taylor Swift?
テイラー・スウィフトって知ってる?
B : Yes. I know of her because her song is played at everywhere recently.
知ってるよ。最近どこでも彼女の曲がかかってるからね。
まとめ
今回は有名人を例にして紹介した物が多かったですが、友人関係や職場関係、学校などどの環境においても、人に対するknowの使い方は同じです。
その人をどれだけ知っているかで、know / knowabout / know ofを上手に使い分けましょう。