バンクーバーのEvoカーシェアでレンタカーよりもお得に運転!

バンクーバーで、レンタカーよりもお得なカーシェといえばEvoですが、登録方法や使い方、もしもの時の保険がどうなっているのか、いろいろ気になるところですよね。

この記事読めば、そんなEvoに関する疑問が解消できるはずです。

わたしも車を購入するまではEvoを利用していましたが、短時間の買い物から週末の小旅行まで、Evoがあればバンクーバー内の移動がぐっと楽になります。

この記事では、Evoの使い方から料金システム、カバーされている保険に至るまで、Evoの魅力を詳しくご紹介していくので、ぜひ参考にして賢くお得にEvoでの運転を始めていきましょう。

 Evoカーシェアの基礎知識

Evoは、バンクーバーとビクトリアで提供されるカーシェアリングサービスです。

環境に配慮したトヨタ・プリウス・ハイブリッド車を主に利用できて、車のルーフ（天井）に自転車やスキー、スノボのラックを装備している、アウトドア派の人にも人気のカーシェアリングサービスです。

登録資格	18歳以上 カナダのクレジットカードを保有 カナダの運転免許証を保有
最低利用料金	$0.49/分+$1.25*
１時間の利用料金	$17.99+$1.25*
24時間の利用料金	$104.99+$1.25*
ガソリン満タン返し	不要 [利用料金に含まれる]
登録料	$35 [初回のみ]
年会費	$2

Evoの運営会社は、BCAA（British Columbia Automobile Association）という、日本でのJAFと同じロードサービス会社なので、万が一の時の対応にも安心できるカーシェアサービスです。

レンタカーと違って乗った時間分だけ支払い

Evoでは、最低1分単位からの利用が可能で、料金も1分単位で計算されるので、24時間単位で料金が計算されるレンタカーと違って、乗った時間分だけ支払うことができます。

1〜36分の利用	$0.49/分+$1.25*
37分〜１時間の利用	$17.99+$1.25*
6〜24時間の利用	$104.99+$1.25*

Evoでは、分単位、時間単位、日単位の料金システムを採用していて、それぞれ最も安くなる料金を自動的に計算してくれます。

またEvoを使う際には、どれだけの時間利用するかの申告は必要ないので、どれだけの時間車を使うかわからない場合でも、利用した時間分だけの、最も安い料金で支払いことができます。

保険料とガソリン代は料金に含まれる

Evo利用料金には、保険料とガソリン代が含まれています。

ガソリン代	料金に込み [給油した場合は後日返金される]
保険のカバー範囲	人身事故の補償 車両修理の免責分

Evoの料金システムには、ガソリン代、保険料、無制限の走行距離、車両のメンテナンス、24時間365日のサポート、BCAAロードサイドアシスタンスがすべて含まれています。

このためEvoを利用する際には、運転後にガソリンを補充したり、保険に関連する料金を別途支払う必要がありません。

途中でガソリンを給油した場合は後日返金される

利用したEvoの車両に十分なガソリンがない場合は、利用者が一時的にガソリン代を支払う必要がありますが、後日「現金で受け取り」または「割引分として受け取り」のどちらかを受け取ることができます。

現金で受け取り	給油した分の代金を現金として受け取る
割引分として受け取り	給油した分の代金＋15％分のEvo割引を受け取る

どちらの場合も、Evoにレシートと利用した車両の難波プレートの写真添付してメールすることで、返金の申請が可能です。

保険に含まれるのは人身事故と車両修理のみ

Evoの保険は、人身事故と車両の修理のみをカバーしています。

カバー対象	カバー対象外
人身事故の賠償補償 車両の修理代の一部 [最大$1,000までの支払いを請求される場合がある]	運転者と同乗者の治療費

カバー対象	人身事故の賠償補償 車両の修理代の一部 [最大$1,000までの支払いを請求される場合がある]
カバー対象外	運転者と同乗者の治療費

人身事故と車両の修理以外は、Evoの保険でカバーされていないので、必要に応じてあなた自身の治療費をカバーできる保険に加入することをおすすめします。

決められたエリア内であればどこでも乗り捨てできる

Evoは、バンクーバーとビクトリアのそれぞれで、指定された「ホームゾーン」内であればどこでも車を乗り捨てることが可能です。

Evoは、バンクーバーとビクトリアのそれぞれで使用できますが、ホームゾーンはそれぞれ別なので、バンクーバーで乗り始めた車を、ビクトリアで乗り捨てることはできません。
※ビクトリアで乗り始めた車を、バンクーバーで乗り捨てることも不可

乗り捨てなければウィスラーやビクトリにも行ける

少し複雑ですが、Evoを利用時は、車を乗り捨てずにキープしておけば、指定されたホームゾーン外の、ビクトリアやウィスラーなどにも運転して行くことは可能です。

可能な利用法	不可能な利用法
バンクーバーで運転を開始 ⇩ ビクトリアで自腹で駐車して観光 ⇩ バンクーバーに戻って利用を終了	バンクーバーで運転を開始 ⇩ ビクトリアで一度利用を終了して観光 ⇩ ビクトリアで別の車で運転を開始 ⇩ バンクーバーに戻って利用を終了

可能な利用法	バンクーバーで運転を開始 ⇩ ビクトリアで自腹で駐車して観光 ⇩ バンクーバーに戻って利用を終了
不可能な利用法	バンクーバーで運転を開始 ⇩ ビクトリアで一度利用を終了して観光 ⇩ ビクトリアで別の車で運転を開始 ⇩ バンクーバーに戻って利用を終了

Evoでアメリカに行くことはできません

Evoのホームゾーンは、あくまでもEvoの利用を終了できるエリア・場所なので、Evoを乗り捨てさえしなければ、カナダ国内のどこにでも運転して行くことが可能です。

またアメリカに行くことはできないので、バンクーバーからシアトルへの旅行に車が必要な場合は、レンタカーを利用するようにしましょう。

カナダでレンタカーを借りる方法

バンクーバーからシアトルへの移動手段

Evoの使い方

Evoの使い方を、注意点も含めてわかりやすく紹介します。

一部の利用方法にだけ注意をすれば、基本的に使い方は簡単なので、この記事を参考にしてみて便利だと感じたら、早速登録だけでもしちゃいましょう。

Evoを運転するまでの手順

Evoを運転するまでの手順を解説していきます。

この後Evoの登録方法も紹介しますが、すでにEvoに登録済みで使い方だけ知りたいという人は、アプリをダウンロードしておきましょう。

運転するまでの手順

車をキープしたい場合はグローブボックス内の鍵を持ち出そう

買い物でEvoを利用したり、ホームゾーンの外に遊びに行く際には、車をキープしておくために助手席側のグローブボックスにある鍵を使って車の鍵をかけましょう。

アプリからでは「End trip（利用の終了）」しかできないので、間違えて「End trip（利用の終了）」をすると、再度その車を予約しないと鍵を開けることができなくなるので注意が必要です。

Evoでの運転を終了する手順

Evoでの運転を終了するまでの手順を解説していきます。

運転を終了する手順

Evoで運転を終了して良い場所・ダメな場所

Evoはホームゾーン内であっても、特定のストリートサインが表示されている場所でないと、Evoで運転（利用）を終了をできません。

Evoの利用を終了する時には、ストリートサインの表示をよく確認して、End tripをしましょう。

• 公式ホームページで確認

もしも自分ではわからないという場合には、Evoのサポートに電話して確認することも可能です。

Evoの登録方法

Evoの登録方法と、登録に必要な書類を紹介します。

登録に必要なもの

Evoに登録するには下記のものが必要なので、事前に準備をしておくと、登録がスムーズに完了できます。

Evoの登録には、カナダで運転可能な面傷が必要なので、日本の運転免許証をカナダのものに切り替えておくと、登録が便利です。

またICBCから、カナダでのドライビング・レコードを取得する必要があるので、事前に下のリンクから申請をしておきましょう。

日本の運転免許証をカナダのものに切り替えると、日本の運転免許証は没収されるので注意しましょう。

登録の手順

ドライビング・レコードが届いたら、Evoへの登録をおこないましょう。

登録は下のリンクから、PCとスマホのどちらからでも可能です。

＼プロモコード利用で登録費が無料に！／

登録費が無料に加えて$25分の割引ももらえる

リンク先から順番に進めていくと、途中で「Promos & Savings」というステップが出てくるので、そこでプロモコード「MUC9CK44」を入力しましょう。

Evoの登録費$35が無料になって、さらには$25分の割引がもらえるので、お得にEvoの利用をスタートできますよ。

Evoカーシェアのまとめ

Evoカーシェアはバンクーバーにおける主要なカーシェアリングサービスで、ほとんどの場合はレンタカーよりもお得に利用が可能です。

事前に登録をしておけば、急に車が必要のなった場合でも、近くのEvoを予約してすぐに車を利用することができます。

また基本的な保険とガソリン代も含まれているので、長距離の移動に車が必要な人も、ぜひEvoを利用してみましょう。

FAQ Evoカーシェアのよくある質問

Evoの車はいつも同じ場所に停めてありますか？

いいえ

Evoの車は特定の場所に固定されていません。

車はバンクーバー内の「ホームゾーン」内の任意の場所に駐車され、Evoアプリを使って現在の位置を確認できます。

Evoの運転中にガソリンがなくなったらどうしたら良いですか？

一時的にあなた自身でガソリンの給油・支払いをする必要があります。

一時的にガソリン代を支払う必要がありますが、後日「現金で受け取り」または「割引分として受け取り」のどちらかを受け取ることができます。

• ガソリン代返金の申請方法はこちら

Evoを２４時間以上利用すると料金はどうなりますか？

24時間以上Evoを利用する場合、24時間ごとに日単位の料金（$104.99）が適用されます。

カナダの運転免許証がなくて、日本の運転免許証しかないですがEvoを使うことはできますか？

可能な場合があります。

日本の運転免許証と国際運転免許証があれば、Evoを利用することは可能です。

ただし、英語に翻訳された、日本での運転記録を提出する必要があります。