日本とどう違う?カナダの単位・サイズ完全ガイド!
カナダで洋服を買うときは日本と同じサイズを買って大丈夫?
スーパーの買い物でlbって書いてあるけどこれは何g?
カナダでの生活は魅力的ですが、新しい国で遭遇する日本との「単位とサイズ」の違いには、誰もが一度は頭を悩ませますよね。
この記事では、カナダで使われている単位とサイズについて、日本との違いをわかりやすく解説していきます。
- カナダでの洋服や靴のサイズ表記
- 日本とは違うカナダの長さや重さなどの単位
- 料理のレシピで使う単位の違い
この記事を読むことで、カナダ特有の単位やサイズ表記を理解して、日々の生活でどのように応用できるかがわかります。
例えば、スーパーマーケットでの食品購入時には、ポンドとグラムの換算が役に立ち、服や靴を選ぶ際にはカナダのサイズ表記を理解していると、失敗することなくショッピングが楽しめますよ。
日本と違うカナダでの洋服や靴のサイズ表記
カナダの洋服と靴のサイズは、日本とは異なり、主に北米のサイズ基準に基づいています。
洋服のトップス | S・M・Lなど |
---|---|
洋服のボトムス [ウエストサイズ] | 28, 30, 32など |
靴 | 8, 8.5, 9など |
カナダと日本ではサイズの表記が違っていたり、同じサイズ表記で実際のサイズ感が異なる場合が多いので、日本からカナダに移住する人々にとっては、洋服や靴を選ぶ際に注意が必要です。
これは、日本のブランドであるユニクロでも、カナダの店舗ではサイズが日本と違うので、注意が必要です。
よく海外のブランドは日本のサイズよりも1つか2つ下のサイズを選べと言いますが、カナダでも同じです
洋服に関するサイズ
トップスの場合
カナダのサイズ | XS | S | M | L | XL |
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日本のサイズ | XXS | XS | S | M | L |
カナダの サイズ | XS | S | M | L | XL |
---|---|---|---|---|---|
日本の サイズ | XXS | XS | S | M | L |
トップスの場合には、日本とカナダで同じS・M・L表記ですが、S・M・Lそれぞれのサイズの規定に違いがあるので、日本で着ているサイズよりも1つか2つ小さいサイズがちょうど良いサイズになります。
ボトムス(ウエストサイズ)の場合
カナダのサイズ | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
---|---|---|---|---|---|
日本のサイズ | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カナダの サイズ | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
---|---|---|---|---|---|
日本の サイズ | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
ボトムス(ウエストサイズ)は、もともとcmではなくアメリカやカナダで使用するインチで表記されているので、カナダで選ぶ際には、日本で購入した時と同じサイズを購入で問題ありません。
靴に関するサイズ
カナダのサイズ | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 |
---|---|---|---|---|---|
日本のサイズ | 25 | 25.5 | 26 | 26.5 | 27 |
カナダのサイズ | 9.5 | 10 | 10.5 | 11 | 11.5 |
---|---|---|---|---|---|
日本のサイズ | 27.5 | 28 | 28.5 | 29 | 29.5 |
カナダの サイズ | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 |
---|---|---|---|---|---|
日本の サイズ | 25 | 25.5 | 26 | 26.5 | 27 |
カナダの サイズ | 9.5 | 10 | 10.5 | 11 | 11.5 |
---|---|---|---|---|---|
日本の サイズ | 27.5 | 28 | 28.5 | 29 | 29.5 |
カナダの靴のサイズ表記は、北米基準に基づいているため、cmではなくUSサイズ表記での確認が必要です。
ちなみにUSサイズ表記は、インチという単位をもとにして少し複雑な計算が加わるので、計算式で覚えるよりも、サイズチャートを参照することが望ましいです。
メンズとレディースでもズレがあるので、それぞれ別で覚えておきましょう
洋服を買うならRakutenカナダでキャッシュバックがお得
カナダで洋服を購入する際は、Rakutenカナダを経由すると、キャッシュバックを受ける事ができるので、実質的な節約が可能になります。
主なお店 | キャッシュバック率 |
---|---|
American Eagle | 2% |
Coach | 2% |
Foot locker | 2〜4% |
GAP | 2% |
H&M | 2% |
New Balance | 3% |
Patagonia | 2% |
Roots | 2% |
UNIQLO | 2〜8% |
UGG | 2% |
Rakutenカナダは、オンラインまたは一部の実店舗での買い物に対してキャッシュバックを受け取ることができる便利なアプリで、アパレルメーカーも多数利用することができます。
お店によっては、一部の商品のみがキャッシュバック対象になることもあるので、購入したい商品で必ずキャッシュバックを受けられるとは限らない点には注意しましょう。
ブラックフライデー期間など、年に数回キャッシュバック率が上がることもあるので、私は定期的に利用しています
Rakutenカナダの使い方は、「Rakutenカナダのキャッシュバックでお得にショッピング!」で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみください。
日本とは違うカナダの長さや重さなどの単位
カナダでは、長さや重さの単位として、主にインチやポンドなど、日常的に必要とする分野でも日本とは違う単位を使用しています。
長さに関する単位 | inch / feet |
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重さに関する単位 | lb |
容積に関する単位 | oz / pint / L |
距離に関する単位 | km(日本と同じ) |
温度に関する単位 | ℃ / ℉ |
カナダでは、歴史的背景と国際的な関係から、アメリカ方式の単位とイギリス方式の単位が入り混じって使用されています。
カナダで生活する際には、これらの単位の違いを理解し、適切に変換できるようになることが重要です。
初めの頃は単位の違いで買い物中に戸惑うこともたくさんありました…
長さを表す単位はインチとフィート
カナダでは、長さを表す際にインチとフィートという単位が一般的に使用されています。
1インチ (inch) | 2.54cm |
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1フィート(feet) | 30.48cm |
1フィート=12インチ |
カナダで購入できる家具や電化製品のほとんどは、このインチとフィートで表記されていて、1インチは1″、1フィートは1′とも表記されるので、覚えておきましょう。
稀にcmで表記されていることもあるので注意が必要
重さを表す単位はポンド
カナダにおいて、重さを表す単位としては、ポンドが広く使用されています。
1ポンド (lb) | 約454g |
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2.2lb=1kg |
カナダのスーパーマーケットでの食品の価格表示は、ポンド単位で表記されていることが多く、例えば、肉や果物の価格は1ポンドあたり$〇〇と表示されることが多いです。
日本と同じgやkgあたりで考えると格安に感じるので注意が必要
私はカナダ生活始めの頃に、kgあたりで値段を勘違いしていたので、支払い時に2倍近く請求されてビックリしました…
容積を表す単位はオンスとパイント
カナダでは、ペットボトルの内容量や、ドリンクグラスの内容量など、容積を表す際にはオンスかパイントのどちらかが多く使用されています。
1オンス (oz) | 29.57ml |
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1パイント(pint) | 473.18ml |
約17oz ⇔ 500ml ⇔ 約1pint |
基本的に飲料のボトルや缶には、ozやml単位で内容量が表示されます。
飲食店で提供される飲み物は、缶や瓶に入った状態のものはozやml単位、グラスで提供されるビールはozかpint単位で提供されることが多いです。
カナダ国内でもお店や商品によって使用する単位が違う
いろいろややこしいですが、12oz=350mlくらい、1pint=500mlくらいと覚えておくと、ほとんどの場合問題ないです
カナダのガソリンの単位はリットルでアメリカではガロン
カナダではガソリンの単位として、日本と同じリットル(L)が使用されています。
ただし、すぐ隣のアメリカに行くと、ガロンという単位になるので、レンタカーでアメリカを旅行する時には注意が必要です。
1ガロン(gal)⇔ 約3.7リットル(L)
距離を表す単位は基本的にkmで日本と同じ
カナダでは、距離を表す単位は基本的に日本と同じキロメートル(km)が使用されています。
カナダの交通標識、地図、公的な文書では距離をキロメートルで表示することが一般的なので、地図アプリの使用や、ナビの使用は日本と同じで問題がないです。
時速表記や速度標識も日本と同じ
アメリカは距離の単位がマイルなので注意
カナダから車で簡単に行けるアメリカでは、距離や時速の単位としてマイル(mile)を使用しています。
距離 1マイル (mile) | 距離 1.6km |
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時速 100mph | 時速 160km/h |
カナダからアメリカへの旅行や移動を計画する際には、この単位の違いを理解し、適切に変換することが重要です。
特に、レンタカーでカナダとアメリカの国境を越える際には、速度制限や距離表示の違いに注意をして運転しましょう。
温度を表す単位は℃と℉の両方
カナダにおいて、温度を表す単位は基本的に摂氏(℃)を使用していますが、アメリカのレシピやレストランの業務用冷蔵庫など一部では華氏(℉)も使用されることがあります。
℃(摂氏) | -15 | -5 | 0 | 10 | 15 |
---|---|---|---|---|---|
℉(華氏) | 5 | 23 | 32 | 50 | 59 |
℃(摂氏) | 20 | 25 | 30 | 35 | 40 |
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℉(華氏) | 68 | 77 | 86 | 95 | 104 |
℃(摂氏) | -15 | -5 | 0 | 10 | 15 |
---|---|---|---|---|---|
℉(華氏) | 5 | 23 | 32 | 50 | 59 |
℃(摂氏) | 20 | 25 | 30 | 35 | 40 |
---|---|---|---|---|---|
℉(華氏) | 68 | 77 | 86 | 95 | 104 |
カナダの天気予報での気温や、多くの料理レシピでは、℃(摂氏)を使用しているので、基本的には日本と同じ考え方で問題がありません。
ただし、アメリカのレシピや一部の料理本では℉(華氏)が使用されることもあったり、業務用の冷蔵庫や温度計には℉(華氏)の表示もあるので、頭の片隅に℉(華氏)を入れておくと良いでしょう。
ワーホリで来る人は、レストランで働くことも多いと思うので、℃(摂氏)と℉(華氏)の違いを知っていると便利ですよ
料理のレシピで使う単位の違い
料理のレシピに使用される単位は、カナダと日本で異なる点があります。
小さじ | tsp [ティースプーン] |
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大さじ | tbsp [テーブルスプーン] |
1カップ | 1cup |
カナダでは、料理のレシピでよく使用する、小さじ・大さじや1カップの呼び方や容量に違いがあるので、事前にこれらを把握しておくと、料理での失敗を防ぐことができますよ。
特に日本と同じに見える1カップには注意が必要
小さじ・大さじは呼び方が違うだけ
カナダでは、小さじと大さじをtsp[ティースプーン]とtbsp[テーブルスプーン]で表記しますが、単位の呼び方が違うだけで、容量は日本と同じになっています。
tsp [ティースプーン] | 5ml |
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小さじ | 5ml |
tbsp [テーブルスプーン] | 15ml |
---|---|
大さじ | 15ml |
カナダのレシピには、ティースプーンとテーブルスプーン表記がありますが、容量自体はそれぞれ日本の小さじ・大さじと同じと覚えておくと便利ですよ。
ちなみにティースプーンはコーヒーや紅茶で砂糖やミルクを混ぜる用の小さなスプーンで、テーブルスプーンは一般的な普通サイズのスプーンなので覚えておきましょう
1カップは呼び方が同じで容量が違う
日本とカナダでは、同じ1カップ(1cup)という呼び方ですが、それぞれで1カップあたりの容量が違うので注意が必要です。
カナダの1cup | 約240ml |
---|---|
日本の1カップ | 200ml |
アメリカとカナダでの1カップは240mlですが、日本では200mlとなっています。
ちなみにイギリスでは1カップは約250mlで、カナダではこのイギリスの1カップも販売されているので、料理をするときには、どこの国のレシピを参考にしているかで、1カップの量を考えましょう。
私の家にはイギリス式の1カップ=250mlがあるので、日本のレシピを参考にして料理をした際に大失敗したことがあります…
カナダの単位やサイズのまとめ
カナダでの生活において、単位やサイズの違いは日本と比較して大きなポイントとなります。
特に日常的に買い物で利用する重さ(ポンド)や、長さ(インチ)に関する単位は、日本の単位で考えると大きなミスに繋がるので注意が必要です。
ショッピングをする際や料理をする際には、どの単位が使用されているのかを確認して、必要に応じて日本の単位に変換できるようにしておきましょう。
FAQ カナダの単位やサイズでよくある質問
- カナダでの服や靴のサイズ表記は日本とどう違いますか?
-
カナダの服や靴のサイズ表記自体は、S・M・Lの日本と同じ表記ですが、北米のサイズ基準に基づいているので、実際の大きさには違いがあります。
例えば、日本のMサイズの服は、カナダではSまたはXSに相当することが多いです。
- カナダでの長さや重さの単位は日本と同じですか?
-
カナダでは長さの単位には一般的にフィートやインチが使われていますが、一部では日本と同じcmで表記されることもあります。
重さの単位には、食品の購入など、一般的にはポンドを使用することが多いです。
- カナダで料理をするとき、レシピの単位はどのように異なりますか?
-
カナダの料理レシピでは、小さじ・大さじをそれぞれtsp[ティースプーン]とtbsp[テーブルスプーン]で表記しますが、単位の呼び方が違うだけで、容量は日本と同じになっています。
ただし、1カップの容量は、カナダでは約240mlなので、カナダの1カップを使って日本のレシピで料理をする時には注意が必要です。