ワーホリ経験者が推薦!海外で便利なクレジットカードの選び方
ワーホリに行くのにどのクレジットカードを作れば良いかわからない…
そもそもワーホリ生活でクレジットカードは必要なの?
ワーキングホリデーへの出発前、多くの人が抱える悩み・疑問の一つにクレジットカードがあります。
「どのクレジットカードを持っていけばいいのか?」「そもそもクレジットカードは必要なのか?」
わたし自身も、初めてワーキングホリデーでオーストラリアへ行くことを決めた時は、同じような悩みを持っていました。
この記事では、その疑問に対する明確な答えを提供していきます。
- ワーホリでのクレジットカードの必要性
- クレジットカード選びのポイント
- ワーホリ用クレジットカードを作る時の注意点
- もしもクレジットカードを作れなかったら
実際にワーホリで2カ国に滞在した、私の経験をもとに、最適なクレジットカードの選び方から、おすすめのクレジットカードまでをご紹介します。
この記事を読むことで、海外での支払いや緊急事態に直面した際の不安を和らげ、安心してワーホリ生活を楽しむことができるようになりますよ。
この記事を書いている人
TOMO
カナダ在住9年目
オーストラリアに2年間、カナダで1年間のワーホリを経験して、その間日本のクレジットカードを使って現地での支払いや日本への一時帰国用の航空券を購入した経験あり
ワーホリ用にクレジットカードは必要?
そもそも約1年ほどの海外滞在となるワーホリで、クレジットカードは必要なのかという質問をいただきますが、ワーキングホリデー(ワーホリ)にクレジットカードは必要です。
- ビザ申請の支払い方法がクレジットカードのみの国が多い
- 緊急時の支払いや現金の調達ができて安心
- 海外からクレジットカードを作ること自体が難しい
わたし自身もそうですが、ワーホリ中に出会った人のほとんどは、これら3つの理由で、ワーホリ用にクレジットカードを用意していました。
今からワーホリを考えている人は、ぜひこの記事を参考にして、ワーホリのビザ申請をスムーズに完了させて、現地で安全に過ごせるように準備をしていきましょう。
ワーホリビザの申請でクレジットカード払いが必要な国がある
ワーホリビザの申請でクレジットカード払いが必要な国が存在します。
クレジットカード支払いが必要な主な国
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- イギリス
私が把握しているだけでも、ワーホリの渡航先として人気の「カナダ」「オーストラリア」「ニュージーランド」「イギリス」の4カ国すべてが、ワーホリビザの申請でクレジットカード払いが必要となっています。
そもそもクレジットカードがないとワーホリビザの申請すらできないんですよね
緊急な支払いに使えて安心
クレジットカードを持っていると、ワーキングホリデー中の緊急な支払いに対応できるので、何かあったときに安心です。
- 現地到着直後の食事や交通費の支払い
- 生活費などの現金のキャッシング
- 緊急な日本への帰国での航空券の支払い
クレジットカードは、ワーホリ中に予期せぬ支出が必要な場合でも、迅速かつ柔軟に対応できるので、持参することをおすすめします。
特に現地に着いてから、準備していた現地通貨の現金が足りないなんて場合には、クレジットカードが1枚あるだけで、問題なくワーホリ生活を開始することができます。
ちなみに私は、オーストラリアに行ったときに、準備ていた現金が足りなくなったんですが、クレジットカードを持っていたので助かりました…
ワーホリ中にレンタカーを借りられる
ワーキングホリデー中にレンタカーを借りる際、クレジットカードを持っていると非常に便利です。
多くの国では、レンタカーの契約時に、支払い方法とは関係なくクレジットカードで、デポジット(保証金)の一時的な支払いを要求されるので、クレジットカードがないとレンタカーを契約できないのです。
厳密にはデポジットの支払いが完了しているのではなく、レンタカーの返却までは保留扱いになるので、何事もなく車を返却すれば、デポジットの支払いはされないので安心しましょう。
海外からクレジットカードを作ること自体が難しい
海外から日本のクレジットカードを作成することは可能ですが、そのカードを海外で受け取ることは難しいです。
カード発行自体は、実家の住所や電話番号を使ってできる可能性もありますが、その後発行されたクレジットカードを、ワーホリ先に郵送する必要があるので、あまり現実的ではありません。
そもそも海外にクレジットカードを送ること自体が怖いですよね…
クレジットカード選びのポイント
ワーキングホリデー用のクレジットカード選びでは、海外での使用に特化した機能や条件を重視することが重要です。
重要なポイント | 重要でないポイント |
---|---|
国際ブランド 年会費無料 キャッシング機能 | 還元率 海外旅行保険 |
ワーホリ用のクレジットカード選びでは、国際ブランドの選択、年会費無料、海外キャッシング機能の有無を重視することをおすすめします。
海外旅行保険も、場合によっては利用可能ですが、そもそもワーホリビザの申請に、正式な海外旅行保険への加入を条件にしている国がほとんどなので、ワーホリ用としてはそこまで重要ではありません。
海外旅行保険は、「該当クレジットカードでの支払い」「出国から3ヶ月」という条件があるので、ワーホリの1年間はカバーできませんからね
国際ブランドのVISAかMasterCardを選ぶ
ワーキングホリデーには、国際ブランドのVISAかMasterCardを選ぶことがおすすめです。
VISA | 加盟店数は世界200カ国以上 北米や欧州、アジアなど、多くの国で利用可能 |
---|---|
MasterCard | ヨーロッパ圏で多く利用されている ATMネットワーク「Cirrus」でキャッシングが可能 |
どちらも世界中で広く受け入れられていて、特にVISAは加盟店数やシェア率でトップを誇っています。
MasterCardも海外でのキャッシングや特定の地域での使用に強みがあり、VISAとMasterCardどちらも世界的に高いシェア率を持つため、ワーホリ中に広範囲で利用可能になります。
ちなみに、日本人にとって馴染みのあるJCBは海外での支払いに使用できないことが多いです。
VISAとMasterCardの両方を作っておくと支払いで困らない
ワーキングホリデーにおいて、VISAとMasterCardの両方を持っていれば、ほとんどの支払い状況で困らないと言えます。
例えば、世界でのシェア率No.1のVISAだけを持っていても、コストコでの支払いにはMasterCardが必要なので対応ができない場合があります。
2種類のブランドを持っておくと、何かと便利ですけど、管理も大変になるので、必要に応じて検討しましょうね
年会費は無料を選ぶ
ワーキングホリデーに用にクレジットカードを作る場合には、無駄な費用を払わないように年会費無料のものを選びましょう。
- 利用限度額が高い
- 空港のラウンジが無料で利用可能
- 還元率が高くなる
クレジットカードを作る主な目的は、「ワーホリビザの支払い」「緊急時の保険」なので、利用限度額や空港ラウンジ、還元率のために、高い年会費を払う必要はありません。
キャッシング機能があると万が一の時に便利
ワーキングホリデー用に作成するクレジットカードは、キャッシング機能があると、急に現金が必要になった時に便利です。
慣れない国では、予期せぬ出費や緊急事態が発生することも多いので、キャッシング機能があれば、仮にクレジットカードで支払いができない環境でも、ATMで現金を下ろすことが可能になります。
海外キャッシングにはATM利用手数料(約110〜220円)と利息約18%がかるので、あくまでも緊急時の保険としての利用がおすすめです
私は実際に、ベトナム旅行に行った時に、現金が足りなすぎてクレジットカードのキャッシング機能を使って乗り切りました…
ワーホリにおすすめのクレジットカード
ワーキングホリデー用には、「楽天カード」「エポスカード」「三井住友NLカード」のいずれかがおすすめです。
商品 | ブランド | 年会費 | キャッシング機能 |
---|---|---|---|
楽天カード | VISA Mastercard | 永年無料 | 1万円~90万円 [利率18.0%] |
エポスカード | VISA Mastercard | 永年無料 | 1万円~50万円 [利率18.0%] |
三井住友NL | VISA Mastercard | 永年無料 | [利率18.0%] | 10万円~50万円
楽天カードとエポスカード、三井住友NLカードは、それぞれ国際ブランドのVISAとMasterCardから選ぶことが可能で、年会費無料、海外キャッシング機能付きとなっています。
ちなみに私は楽天カードと三井住友NLの2枚を現在使用しています
楽天カード
- 国際ブランドVISAとMasterCardが選べる
- 年会費が永年無料
- 海外キャッシング機能付き
- カード盗難保険付き
- 海外旅行保険付き
- ポイント還元1%
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エポスカード
- 国際ブランドVISAとMasterCardが選べる
- 年会費が永年無料
- 海外キャッシング機能付き
- カード盗難保険付き
- 海外旅行保険付き
- カード番号と名前が裏面表記
- ポイント還元0.5%
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三井住友NL
- 国際ブランドVISAとMasterCardが選べる
- 年会費が永年無料
- 海外キャッシング機能付き
- カード盗難時の保証あり
- 海外旅行保険付き
- ポイント還元0.5%
- カード番号が非表記
\今なら2,000円分相当のエポスポイントがもらえる/
ワーホリ用にクレジットカードを作る時の注意点
ワーキングホリデー用に、クレジットカードを作る時や作った後には、いくつか注意するべき点があるので、事前に確認をしておきましょう。
- 審査があるので仕事を辞める前に申し込む
- 住所、連絡先を実家などに設定
- 暗証番号またはPIN番号を控える
- 海外からのサポート窓口を確認しておく
海外からでは、クレジットカードに関する情報を変更しずらくなるので、必ずクレジットカードを作ってから、ワーホリ先に渡航するまでの間に、これらのことを確認・変更してきましょう。
審査があるので仕事を辞める前に申し込む
ワーキングホリデー用のクレジットカードは、仕事を辞める前に申し込みを済ませることが重要です。
仕事を辞める前に申し込み | 年収が安定しているので審査に通りやすい |
---|---|
仕事を辞めてから申し込み | 年収が不安定なので審査に通りにくい |
クレジットカードの審査では安定した収入が重要な要素です。
仕事を辞めてしまうと、収入証明が困難になり、審査通過が難しくなる可能性があるので、できる限り仕事を辞める前にクレジットカードの申し込みをするようにしましょう。
私はワーホリ後に、追加のクレジットカードを作れなかった経験がるので、みなさんも注意しましょうね…
住所、連絡先を実家などに設定
ワーキングホリデーの渡航に合わせて、これまで住んでいた日本の家を引き払う場合には、クレジットカードの登録住所・連絡先を、実家など実在しているものに変更しましょう。
住所と連絡先を変更済み | 明細の受け取りや不正利用があった場合などに補償が受けられる |
---|---|
住所と連絡先を変更してない | 明細の受け取りや不正利用があった場合などに補償が受けられない |
ワーキングホリデー中は、クレジットカードの住所と連絡先(電話番号)を、実家などの安定した住所に設定することで、郵便物の受け取りや緊急時の対応、セキュリティの面で安心できます。
事前にこれらの変更をしておくことで、ワーホリ中も安心してクレジットカードを使用することができますよ。
私はカードの不正利用をされたことがありますが、住所と連絡先を実家に変更していたので、無事に補償を受けられました
暗証番号またはPIN番号を控える
ワーキングホリデー用に作成したクレジットカードの暗証番号(PIN)は、ワーホリ先に渡航する前に、しっかりとに控えておきましょう。
クレジットカードの暗証番号(PIN)は、海外での現金引き出しや支払いの際に必要なので、暗証番号またはPIN番号を忘れてしまうと、すぐにはサポートに問い合わせができない可能性もあります。
特にクレジットカード情報の住所や連絡先を、実家など実在するものに変更していない場合には、サポートに問い合わせても本人照会ができない可能性もあるので注意が必要です。
海外からのサポート窓口を確認しておく
事前にクレジットカード会社の、海外サポート窓口の情報を確認して、手元に保持しておくことをおすすめします。
- カード紛失時
- 不正利用
- カードトラブル
ワーキングホリデーに行く前に、カード会社の海外サポート窓口の連絡先を事前に確認して、常に携帯しておくようにしましょう。
こうすることで、海外での不測の事態にも、迅速かつ効果的に対応することが可能で、安心して滞在を楽しむことができますよ。
クレジットカードが作れない場合はWiseのデビットカードがおすすめ
ワーキングホリデー用に、クレジットカードが作れない場合には、Wiseのデビットカードが有効な代替手段になります。
- 世界中で利用可能
- 複数通貨の利用が可能
- 無料の取引手数料
- 低い両替手数料
世界的に有名で利用者が多いWiseは、オンライン金融サービスの一つで、格安の手数料で外貨両替や海外送金が可能となっています。
事前にWiseアカウントの登録と、Wise内に日本円用の口座開設が必要なので少し面倒ですが、クレジットカードで外貨決済や、ATMからお金を引き出すよりもお得になるというメリットがあります。
私はワーホリ後にWiseを知りましたが、今でもカナダから日本以外の国に旅行に行く時にはWiseデビットカードを使っています
クレジットカードよりも外貨決済がお得
Wiseデビットカードは、両替や外貨決済手数料が1%以下と、一般的なクレジットカードよりも格安になっています。
外貨決済手数料の比較
カナダの場合
カード名 | 外貨決済手数料 |
---|---|
Wiseデビットカード | 0.64% |
エポスカード[VISA] | 1.63% |
楽天カード[VISA] | 1.63% |
三井住友カード[VISA] | 2.20% |
ちなみに外貨手数料とは別に、VISAカードは為替レートに約+0.35%の手数料を上乗せしています。
クレジットカードの場合は外貨決済手数料+為替レート上乗せ手数料
海外のATMで現地の通貨に両替して引き出したり、海外での支払いに外貨決済をした場合でも、手数料が格安なので、現地通貨を用意していなくても、安心して海外旅行や海外生活を送ることができます。
ATMで現地通貨の引き出しもできる
Wiseデビットカードの大きな利点は、Wiseの口座に現地通貨がない場合でも支払いが可能であることです。
仮にカナダでワーホリをする場合、Wiseアカウントにカナダドルがない状態でも、スマート両替機能によって、格安の両替手数料(0.64%)で、口座にある通貨から自動的にカナダドルに両替をして支払いが完了します。
両替手数料は1%以下で通貨によって違う
ワーホリ用のクレジットカードまとめ
ワーキングホリデーの申請には、多くの国がクレジットカードでの支払いを必要としているので、ワーホリをする人にとって、クレジットカードの作成は、海外渡航への第一歩とも言えます。
そんなクレジットカードを持っていることで、初めて訪れるワーホリの地でも、緊急時の支払いにも対応できるので、安心して海外での生活をスターすることができるでしょう。
これからワーホリを考えている人は、ぜひこの記事を参考にして、最適なクレジットカードを準備しましょう。
クレジットカード選びのポイント
重要なポイント | 重要でないポイント |
---|---|
国際ブランド 年会費無料 キャッシング機能 | 還元率 海外旅行保険 |
FAQ ワーホリ用のクレジットカードでよくある質問
- 今JCBのクレジットカードを持っていますが、これをワーホリに持って行っても問題ないですか?
-
国や地域によっては問題がないです。
JCBクレジットカードは、主にアジア圏で広く受け入れられていますが、ヨーロッパや北米などの一部地域では受け入れ先が限られている場合があります。
- ワーホリに行った国で現地のクレジットカードは作れないんですか?
-
可能ですが、現実的とは言えません。
海外でクレジットカードをは発行するには、「現地の銀行口座」「信用履歴」「滞在期間」など、いくつかの要因を考慮する必要があるので、到着後すぐに作ることはできないでしょう。
- ワーキングホリデー中にクレジットカードが使えなくなった場合はどうすればいいですか?
-
カードが使えなくなった場合は、以下の手順を踏むことをお勧めします。
- カード会社に連絡
- 代替手段の利用
- 領事館への相談