日本とカナダの時差完全ガイド！早見表で簡単チェック

カナダへの旅行や出張、あるいはカナダに住む友人や家族との連絡を考えているあなたは、時差についての正確な情報が必要ですよね。

またカナダに住んでいる人にとっても、カナダ国内の時差や、日本との連絡などで、日本とカナダの時差を考える必要があります。

多くの方が抱えるこの「時差の悩み」を解決するために、この記事では、カナダ各地と日本との時差を分かりやすくまとめた早見表をご紹介します。

この早見表を使えば、カナダのどの地域との時差も一目で確認できるので、旅行の計画やビジネスのスケジュール調整、送金の計画が格段に楽になりますよ。

カナダ国内のタイムゾーンと時差

日本と違って、カナダ国内には複数のタイムゾーンが存在しているので、日本との時差も地域によって異なります。

カナダと日本の時差を知る前の予備知識として、カナダ国内のタイムゾーンと時差を把握しておきましょう。

タイムゾーン [協定世界時*]	隣のタイムゾーンとの時差	主な都市 [州の名前]
Pacific Time Zone [UTC-8]	−1時間	バンクーバー （ブリティッシュコロンビア州）
Mountain Time Zone [UTC-7]	±1時間	カルガリー （アルバータ州）
Central Time Zone [UTC-6]	±1時間	ウィニペグ （マニトバ州）
Eastern Time Zone [UTC-5]	±1時間	トロント （オンタリオ州）
Atlantic Time Zone [UTC-4]	±1時間	ハリファックス （ノバスコシア州）
Newfoundland Time Zone [UTC-3:30]	＋30分	セントジョンズ （ニューファンドランド島）

カナダには６つのタイムゾーンが存在するため、日本との時差はカナダ内の特定の地域によって異なります。

ちなみにカナダの６つのタイムゾーンは、それぞれ隣同士のタイムゾーンと1時間ずつの時差があり、Newfoundland Time Zoneだけは特殊で、30分の時差になっています。

カナダ国内だけでも最大4.5時間の時差がある

カナダ国内では、西海岸から東海岸までの広大な地域にわたって、最大4.5時間の時差が存在します。

例えば、西海岸の都市バンクーバー（PST）と、東海岸沿いの島にある都市セントジョンズ（NST）を比較すると、最大4.5時間の時差が生じます。

カナダ国内のほぼすべてでサマータイムがある

カナダのほとんどの地域ではサマータイムが実施されているので、このサマータイムの間は、日本との時差が変化します。

サマータイム期間	3月の第2日曜日〜11月の第1日曜日
サマータイム中の時差	＋1時間
サマータイム適用外地域	サスカチュワン州の大部分 ユーコン準州全域 ヌナブト準州の一部地域 北西準州の一部地域

一部サマータイムが適用されない地域もありますが、日本人にとって名の知れている「バンクーバー」や「トロント」「モントリオール」「バンフ」は、どこもサマータイムがあるので覚えておきましょう。

 日本とカナダの時差

 日本とカナダの時差は、カナダの地域によって違いがあり、最小12時間半から最大で17時間の差があります。

タイムゾーン [協定世界時*]	主な都市 [州の名前]	日本との時差 [サマータイムの期間]
Pacific Time Zone [UTC-8]	バンクーバー （ブリティッシュコロンビア州）	−17時間 [−16時間]
Mountain Time Zone [UTC-7]	カルガリー （アルバータ州）	−16時間 [−15時間]
Central Time Zone [UTC-6]	ウィニペグ （マニトバ州）	−15時間 [−14時間]
Eastern Time Zone [UTC-5]	トロント （オンタリオ州）	−14時間 [−13時間]
Atlantic Time Zone [UTC-4]	ハリファックス （ノバスコシア州）	−13時間 [−12時間]
Newfoundland Time Zone [UTC-3:30]	セントジョンズ （ニューファンドランド島）	−12時間半 [−11時間半]

日本とカナダの時差は地域によって大きく異なり、最大17時間の差があります。

この時差を理解することで、国際通信、ビジネス、旅行計画、または家族や友人との連絡を取る際にスムーズな日程調整が可能になります。

日本とバンクーバーの時差早見表

時差が7時間と8時間しかないように感じますが、バンクーバーは日本よりも遅い時間帯に位置するので、実際には日本とカナダのバンクーバーの間の時差は、通常17時間で、サマータイムでは16時間です。

時差が最大で17時間と大きいので、日本とバンククーバーの間で連絡を取る場合、時間だけでなく日付にも違いがある場合がほとんどです。

日本とトロントの時差早見表

バンクーバーと同じで、トロントは日本よりも遅い時間帯に位置するので、実際には日本とカナダのトロントの間の時差は、通常14時間で、サマータイムでは13時間です。

サマータイムでは時差が13時間なので、日本とトロントではほぼ昼夜が逆転することになるので、連絡を取り合う事が困難な場合があります。

日本とその他主要な観光地の時差早見表

カナディアンロッキーで有名なカナダの観光都市バンフと、オーロラで有名なイエローナイフは、どちらも「Mountain Time Zone」に属していて、日本との時差は標準で16時間、サマータイムで15時間です。

また欧風の街並みや大聖堂で有名なモントリオールは、トロントと同じ「Eastern Time Zone」に属していて、日本との時差は標準で14時間、サマータイムで13時間となっています。

日本とカナダの時差を簡単に確認する方法

日本とカナダの時差を確認するには、スマートフォンの世界時計アプリや、時差計算アプリを利用するのがおすすめです。

一昔前であれば、日本とカナダの各都市の時差から、それぞれの現地時間を計算していましたが、テクノロジーが発達した今では、これらのツールを使って確実・簡単に現地時間を知ることが可能になりました。

世界時計で現地の時間を知る

スマホに標準装備されている世界時計を使用すると、世界中の異なるタイムゾーンにある現地の、現在の時間を簡単に確認することができます。

世界時計を利用することで、世界中の異なる国や地域の今現在の時間を正確かつ迅速に知ることができるので、急遽家族や友人と連絡を取りたい時などに、相手の現地時間を知ることが可能です。

時差計算アプリで現地の時間を知る

時差計算ツールを利用すると、世界中の異なるタイムゾーン間の現地時間を、今現在はもちろん、違う時間帯の現地時間までも簡単かつ正確に知ることができます。

「世界時計 – 外国タイムゾーンの時差日付の計算」では、今現在の現地時刻に加えて、過去と未来どちらでも調べたい日時から、それぞれの国や地域の現地時間を調べることが可能です。

日本とカナダの時差まとめ

カナダは広大な国土を持っていて、Pacific Time Zone（PST）からNewfoundland Time Zone（NST）まで、6つの異なるタイムゾーンが存在します。

このため、日本とカナダ間の時差は地域によって違いがあり、バンクーバー（PST）とは17時間、トロント（EST）とは14時間の時差があります。

タイムゾーン [協定世界時*]	主な都市 [州の名前]	日本との時差 [サマータイムの期間]
Pacific Time Zone [UTC-8]	バンクーバー （ブリティッシュコロンビア州）	−17時間 [−16時間]
Mountain Time Zone [UTC-7]	カルガリー （アルバータ州）	−16時間 [−15時間]
Central Time Zone [UTC-6]	ウィニペグ （マニトバ州）	−15時間 [−14時間]
Eastern Time Zone [UTC-5]	トロント （オンタリオ州）	−14時間 [−13時間]
Atlantic Time Zone [UTC-4]	ハリファックス （ノバスコシア州）	−13時間 [−12時間]
Newfoundland Time Zone [UTC-3:30]	セントジョンズ （ニューファンドランド島）	−12時間半 [−11時間半]

この大きな時差は、特に長距離の旅行やビジネスでの国際コミュニケーションにおいて重要な要素です。

カナダでの生活や旅行を計画する際には、これらの時差に関連する要因を考慮に入れることが、スムーズな旅行や家族、友人との連絡に繋がるので、ぜひ定期的にこの記事で日本とカナダの時差を確認しましょう。